その言葉から期待される内容と実際の意味の違いについて(〇〇的に考える編)・・・情報・データを選別する(6)

分析編の続き

その言葉から期待される内容と実際の意味の違いについて(分析編)では「データ分析」や「データサイエンティスト」など冗談と本気の半々で書いたが、その続編。

今回はよく聞く「〇〇的に考える」というフレーズについて。何となく「より高度に考える」と思わせつつ実態が伴っていなかったり誤魔化しの言い換えだったりするので、その言葉の裏を読み取るための参考になればと思う(が、責任は取らない)

本質的に考える

言葉から期待される内容

その現象がなぜ起きたのかをその裏まで見通して理解しようとすること

実際の意味

根拠はないけれどもそう思う

戦略的に考える

言葉から期待される内容

十分な情報を元に検討された方針

実際の意味

情報は感と経験だけだがそう思う

長期的に考える

言葉から期待される内容

将来に渡り様々な影響を考慮すること

実際の意味

今何かあると自分に都合が悪いので先延ばしにしようと思う

根本的に考える

言葉から期待される内容

枝葉末節ではなくその現象の根幹を考えること

実際の意味

細かい話は難しくてわからないから無視しよう

総合的に考える

言葉から期待される内容

あらゆるリソースを全社最適で配分すること

実際の意味

却下する

 

真に受けると損をする

というわけで、今回も「よく聞く割にはその内容がどうもあいまい」な言葉について紹介したが、この手の話はまだまだあるので普段の仕事や生活の中でも油断するといつのまにかいい様に動かされてしまう。

情報・データリテラシーについて社会的な問題として多くの議論を起こすためにはどうしたらいいのだろう。