『社長のための「戦略的データ分析」のすすめ』の目次を作ってみた

2018年11月21日

現在のデータ分析の話題には「社長向けの戦略的データ分析」が決定的に欠落している

なら自分で書いてやろう!という気持ちを表現してみた。

『社長のための「戦略的データ分析」のすすめ』の目次

「戦略的データ分析」とは何か

最も重要なところ。「戦略的データ分析」を知らない社長にその内容と「やっても成功するかはわからないが、やらなければ負けるだけ」をいかに伝えるか。

流れとしては「データ分析」とは何かを説明した後で、さらに「戦略的データ分析」とはつまりは現場の問題を解決するための「戦術的データ分析」に対して社長の意思決定を支える情報を作ることであり、それを実現する人と組織のことであるという話が続く。

  • 「データ分析」とは何か
  • 「戦略的データ分析」とは社長の意思決定を支える情報とその組織である
  • 「戦術的データ分析」との違いは何か
  • なぜ「戦術的データ分析」ばかりで「戦略的データ分析」が無視されているのか

「戦略的データ分析」がもたらすもの

「戦略的データ分析」をやると何かいいことあるの?に対しての具体的な回答。

  • 意思決定の質の向上
  • 収集力の強化
  • 分析力の強化
  • データ活用の全社的な広がりが起きる
  • 広報・セキュリティの意識向上

データ分析プロセスと社長の役割

データ分析がどのようなプロセスで行われるかと、プロセスにおいて社長はどこでどのような役割を担うか、あるいは担わないかの説明。同時に分析者とどのように関わるべきかについても。

  • データ分析プロセスとは
  • データ分析プロセスにおける社長の役割
  • 分析者との関り方

「戦略的データ分析」の内容

「戦略的データ分析」の対象となる具体的な内容の例。すべてを同時に深く行うことはできないので優先順位を決める必要はあり、その選択肢の一部。

  • 競合調査。競合の現状と将来の予測
  • 国内の経済状況、人口動態の長期的な動向
  • 国内の流行。年代、分野による相違点
  • 政治動向。規制や緩和の予見や影響の予測
  • 各国事情。民族、行動傾向、人口分布、居住状況、社会構造など
  • 採用市場における自社・他社の評判
  • 専門家コミュニティにおける自社・他社の位置づけ

予算

人や組織を動かすために何にどれぐらいの予算をあてるか。項目は作ったがさっぱり見当がつかないのが正直なところ。

  • データ分析の予算はどのように決めるべきか

組織

組織的に活動するためには社内にデータ分析組織が必要であり、ゼロから大人数までどのように作っていくか。

  • 「戦略的データ分析」の組織を社内に作るべき理由
  • 最初に必要なのは「データ分析のプロセスをマネジメントできる人」
  • 数人程度のデータ分析組織と役割分担
  • 大規模なデータ分析組織と役割分担

採用

結局のところはいかに優秀な人材を獲得するかであり、ミスマッチを避けるかである。

  • 採用すべき人のタイプとスキル
  • 中途採用者の見極め方
  • 新卒採用者の選び方

キャリア

採用しても適切に評価し、キャリアを積み上げられないのでは人は去っていく。

  • 分析者の評価はどうするか
  • 分析者のキャリアをどう作っていくか

データ分析が失敗する理由と対策

データ分析の失敗の原因はとても多いのでネタには困らない。事例も併せて書ければなおよし。

  • 目的がない
  • 目的がおかしい
  • 要求でのコミュニケーションミス
  • 収集の失敗
  • 分析の失敗
  • 分析は正しかったが無視された
  • 分析結果が間違えていた
  • 分析結果が意思決定に反映されない
  • 意思決定しない
  • 意思決定しても実行されない

意思決定に関しては「日本の大企業のおじさん」とさほど変わらないのでは?

まずはとにかく作ってみた。これは長期戦になるので順次追加と修正を行っていく。部分的にはすでに書いている話もあるが、予算みたいに全然検討がつかないところもあり、全部書けるのはいつになるやら。

現在のデータ分析の話題は現場の問題に対する「戦術的データ分析」ばかりで、データ分析を売りにしている企業の社長がデータ分析を完全に無視しているような発言をしているのを時々見かける。

意思決定に関しては「日本の大企業のおじさん」とさほど変わらないのでは?と前から思ってはいたが、あながち間違いではないのだろう。違うのはネットの進化による情報・データ収集の方法や入手できる情報・データの量であり、最後の意思決定については「感と経験と度胸」のままらしい。

これは日本の歴史的経緯に基づいた文化の話なので誰が悪いなどと言うのは無意味であるが、それでもデータ分析者側からの投げかけがいままであまりされてこなかったことが状況が改善しないことへの要因の一端であることは間違いない。

なのですぐにどうこうなる話ではないとはいえ、もっとアピールはしていかなければと認識を改めて、まずは始めることにした。問題はこのブログを読んでいるのがデータ分析者中心なので、肝心の社長にどうやって読んでもらおうかということだが、そこまではまた手が回っていない。