このブログを書き続けている理由

データ分析の知識が体系化されていなくてずっと困っていたので、自分でやることにした

単純に「ない」のだ。「データ分析」と書けばたった5文字だが、その内容は実に多岐にわたる。

しかし残念ながら、この全体像について話がされることはあまりなかった。だからどういった役割があるのか、それぞれに必要なスキルは何か、実務で困った時にどうすればいいのか、といった他の職業や業界であれば出てくる話がほとんど見当たらない。

初めてデータ分析に興味を持ってから結構な時間が経ったが、これは本当に困っていたし今でも困っている。ということは、きっと他の人も状況は同じであろうから、ちょっと先に始めた側として知っていることや考えていることを書いておけば何かの役に立つのではないだろうか、ということでこのブログを書いている。

確実が独自に活動することの問題点

データ分析そのものは以前から細々と存在はしていたものの、個別の技術的な専門書が学者の手によって書かれることはあってもビジネスにおいては基礎的な知識の共有もされることがほとんどなく、データ分析に偶然関わることになった各自が独自に活動している。その結果

  • 数年たつと名前が変わって同じような失敗を繰り返す
  • ノウハウという名の車輪の再発明があちらこちらで行われる
  • 会社どころか人に閉じた独自理論の誕生と一子相伝
  • ちょっとやることが変わるだけでコミュニティの断絶する

といった様々な弊害が起きている。他にもキャリア、採用、育成、評価と今まで存在しなかった故に考えられることのなかった多くのことが問題になってくる。

もちろんこれはデータ分析特有の話ではないのだが、データ分析の場合はこれらが書籍などで発表されたりすることも少ないためにより混乱している、というのが実感だ。

さらにそれは分析に限らず収集、可視化、データエンジニアリングなどなどありととあらゆるデータ分析周辺領域にもおよび、これがデータ分析の発展を阻害する要因の1つとなっているのではないか、と考えている。

なので1意見としてでも情報発信を続けることで、これから学ぼうとする人の足掛かりや、様々な議論のきっかけになればよい。

これからのこと

当初は単に自分の考えたことをひたすら書くことが目的だったが、徐々に読まれるようになってきて考えが変わった。今のところ、自分のやっていることで世の中に最も役に立っていそうなのはこのブログだろう。微々たるものだとしてもやらないよりは多分よい。

これからのことを考えると書きたいことも書き始めて途中で止まっている話もたくさんあるので話題が尽きるということはなさそうだが、データ分析の実務者に向けての情報の提供を続けるのが1つ。

その中でも技術の話は結構あるので、あまりかかれないソフトスキル、データ分析プロセス、キャリア、文化といった面により注力していきたい。つまりこのあたりは今まで通りかな。

他にもコンサルタントやマーケター向け、データエンジニア&データマネジメント向け、そして経営者向けとデータ分析を世の中に広めるためにも伝える相手を広げていきたいとも思っている。

というわけで先はあまりに長いのだけれども、とにかく続けていけばそのうちどこかにたどり着けるのかもしれないので、よろしければ今後ともお付き合いください。